パンク応急修理キットとスペアタイヤ

町内のお客様から「タイヤがパンクして身動きが取れない」というご連絡をいただき、
タイヤを引き取りに参りました。

171015blog

パンクしている事に気づき、
路肩でスペアタイヤに交換しようとトランクを開けたものの見当たらず。
幸い自宅が近かったのでそのまま帰宅した、という状況のようです。

タイヤはサイドに傷があり修理不可能な状態でしたので、
他の残り溝と合わせて状態の良い中古のタイヤと
交換をさせて頂きました。

このように、近頃パンクを経験した方で
トランクに標準で搭載されているはずのスペアタイヤが無い事に
驚いた方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。

以前は車検の検査項目に
スペアタイヤの装備含まれていたため義務でしたが、
現在は任意となりスペアタイヤが無くても車検に通ります。

道路状態が良くなりパンクが減った事、
タイヤは産業廃棄物として処理しなければならない事などが
要因になったようです。

それによって近年では、
少しでも車重を減らし燃費を良くするため、
標準搭載では無くオプションの設定になっている車種も増えました。

ですが燃費を重視するエコタイヤは
タイヤそのものの重量が軽く、
サイドウォールが薄いので、
昔と比べてダメージを受けやすくなっています。

道路状況が良くなったとはいえ、
やはりパンクは無くなりませんし、気が抜けません。

171015blog

応急修理剤とパンク修理

近頃の車は、その代わりにコンプレッサーと補修材が入った
「パンク応急修理キット」が標準装備されている場合があります。

これはタイヤのバルブから内部に補修剤を注入するもので、
一時的に穴を塞いで空気圧の低下
を防ぎます。
うまく補修できれば、ひとまずは安心です。
ホイールを傷めずに修理工場まで自走する事ができます。
(タイヤの外部から穴を塞ぐタイプもあります。)

ですが、問題なのは応急修理キットを注入してしまうと、
修理してもタイヤの再利用ができなくなる点です。

修理剤が注入されたタイヤは
ベトベトの液が内部に付着してしまうので廃棄するしかありません。

確実に代わりのタイヤの購入が必要になります。
4WDであればもう片方のタイヤと合わせて2本交換を勧められるでしょう。
さらにパンク修理キットのリペア液とコンプレッサーのアダプター交換で
思いの外高額の出費となってしまいます。

また、応急修理キットを注入したタイヤをそのまま使い続けた場合は、
足回りの故障につながり、
アライメントの調整などに追加で費用が必要になる事もあります。

本来、パンクはトレッド面の穴であれば、
修理して問題無く使う事ができます。
(側面に穴があいてしまった場合や、
空気圧の低下した状態で走行して、
カーカスやホイールを傷めてしまった場合は
修理不可能です。)

点検していて釘などが刺さっているのに気付いても、
空気圧に著しい低下が無い場合は、無理に自分で修理せずに、
そのまま自走して最寄りのお店にお願いした方が良い場合もあります。

走行中パンクに気付いた場合は、
穴を塞いでいた釘などが抜け落ちて
空気が漏れている可能性が高いので危険です。
すぐに安全な場所で停車して、
タイヤの状況を確認しましょう。

JAFなどのロードサービスを利用するのも良いですが、
無料のレッカー移動はスペアタイヤも応急修理キットも無く
自走が出来ない場合ですので、
応急修理キットが搭載されている場合には
無料保障の範囲外になる場合があります。

171015blog

カートレード21では代車をご用意出来る場合もありますので、
パンクして身動きが取れなくなった場合には、
できるだけ詳しい状況をご連絡ください。

新品、中古のタイヤの中から、
残りのタイヤの摩耗状態やメーカーを考慮して
状況に合わせた最善のご提案をさせて頂きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。