積雪でのスタックと車の駆動方式

積雪の時期、
駐車場などで厄介なのが、
タイヤが空転し、
前にも後ろにも進めなくなる「スタック」です。
今回はスタックについて少し書きます。

駆動方式とスタック

原因は運転技術よりも、
駆動方式の違いが大きいでしょう。

車には、前輪だけが駆動するもの(2WD:FF)、
後輪だけが駆動するもの(2WD:FR)、
四輪全てが駆動するもの(4WD)があります。

雪国で強いのは4WDです。
実際、北海道の積雪が多い地域では
約7割以上が4WD車を選びます。
大きな理由は、
スタックした時に4WDの方が脱出しやすいからです。
(4WDの方がスリップしづらい訳ではありません。)

2WDがスタックしてしまうような状態でも、
4WDは問題なく発進できてしまうのです。

スタッドレスとスタック

もちろん、スタッドレスタイヤの溝も大切です!

スタッドレスタイヤには、
タイヤの使用限界を示す「スリップサイン」に加えて、
スタッドレスとしての使用限界を示す
「プラットフォーム」があります。

(写真 右上:プラットフォーム、左下:スリップサイン)
このプラットフォームが露出しても、
スリップサインが露出するまでは、
サマータイヤとして履きつぶすことができます。
しかし冬用タイヤとしての性能はもう期待できません。

スタッドレスタイヤを中古でご検討される場合は、
「プラットフォーム」部分の確認をお勧めします。

また、積雪地帯にお出かけの場合は、
タイヤの空気圧だけでなく、
雪をしっかり噛むための溝が
しっかり残っている事を確認してお出かけください。

スタックから抜け出す方法

車の駆動方式を確認する

積雪の少ない地域では、
駆動方式を意識しない方も
多いのではないかと思います。

先日、
チェーンの装着方法がわからず、
普通のコンパクトカー(2WD:FF)なのに、
駆動輪と逆の
後輪にチェーンを装着してしまった方が
インタビューを受けていました。

せっかくのチェーンも
駆動輪に掛けなくては台無しです。

お車の駆動方式がわからない場合は、
車検証を参考に調べる事ができます。

たとえば、ダイハツのムーブであれば、
型式「DBA-L175S」がFF、「DBA-L185S」が4WDのように、
駆動方式を見分ける事ができます。

ただし、メーカーによっては
型式が同じで駆動方式が異なる場合があります。
その場合は「型式指定番号」と「類別区分番号」をもとに
下記サイト様などで調べる事もできます。
(中古車オークション参加事業者のためのココカラハジメル.com:グレード検索)
http://www.kokokarahajimeru.com/tool/grade/

雪国にお出かけの際は、
ぜひ自分のお車の駆動方式をご確認ください。

スタックから脱出する方法

街中で2WDがスタックしても、
通りがかりの4WDに牽引してもらい、
すぐ助けてもらう事ができますが、
田舎では、ロードサービスに電話をして、
助けが到着するまで長い間待つことになります。

2WDのお車で積雪の多い地域に出かける際は、
スコップや、
緊急脱出用のヘルパーまたは厚手のバスタオル
などを持参してください。
これだけで、スタックから脱出できる可能性が高くなります。

まず、新雪にはまりタイヤが空転してしまう場合は、
ゆっくり前進と後退を繰り返し、
雪を踏み固めるようにして抜け出します。
スコップがあれば、
タイヤの周りの雪を掻き出してください。

雪が水を含んで重く、半分凍っているような場合は、
緊急脱出用のヘルパーまたは厚手のバスタオルなどを
空転しているタイヤの下に敷いて抵抗を上げてください。

焦って強くアクセルを踏み込むと、
タイヤが雪を噛む前に空転し逆効果です。
落ち着いてゆっくり、少しずつアクセルを踏んでください。

どうしても抜け出せない場合は無理をせず、
ロードサービスを待つのが吉です。

最近はJAFに加入していなくても、
自動車保険にロードサービスが付帯している事が多いです。
お出かけ前にロードサービスへの連絡先や
加入状況を確認しておきましょう。

積雪時はスタックに限らず、
事故渋滞などで長時間車内に閉じ込められる事もあります。
ガソリンは多めに入れ、
念のために毛布や防寒具も積んでおきましょう(^-^*)/

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